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ツアーへ!冨山聡と桧垣豪の思い

冨山 聡
「もうチャレンジはいいでしょ」というのは、冨山聡だ。これまでにQTやチャレンジトーナメント賞金ランキングの資格で2年(2005年、2008年)ほどツアーに出た経験はあるが、主戦場はチャレンジトーナメントになってしまっている。なんとか現状打破したいという気持ちが現れた。この日は6バーディ、1ボギーの5アンダー67で回り、通算11アンダーで首位に並んだ。「ショットがだいぶ安定している。グリーンも今年は読めているので、パッティングもいい感じで打てている」と自信がありそうだ。とにかくツアーに出るために、「やらないと」と冨山の目は真っ直ぐ前を見つめていた。

桧垣豪ももう一度ツアーに復帰したいと熱望する。2001年にNST新潟オープンに優勝、3年間シードを維持したが、2004年に喪失した。それからは思うように結果を出せていない。昨年はファイナルQTに進むことさえ出来なかった。
それだけにこの2日間は本人も「びっくり」だ。昨日は冷たい風が吹く難しいコンディションの中、ベストスコアとなる7アンダー65をマークし、「出来すぎです」と謙遜する。この日は4アンダー68で回り、通算11アンダーで首位に並んだ。今日の「最後の方は風が吹いてきてボロボロで、パターが入ってくれて助かった」と自ら「ナイスプレーだった」と振り返る。
目標は「兄(繁正)と一緒にツアーに出ること」だ。来年はツアーに兄弟揃って出場する姿を見てみたい。
  • 桧垣 豪

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