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2日目(8日)フォアボールの組み合せ

ひとつのボールを交互に打つ難しいゲーム方式がひとつ、終了して続く8日(土)は、それぞれがプレーをして良い方のスコアを採用するフォアボール。

2日目も、キャプテン・ジョーはトップバッターを、この2人を任せる。初日、チームに最初に勝ち点を持ち帰った中国のW・リャンとアジアンツアー賞金王の盧承烈(ノスンヨル)。

強さを見せつけた2人に対し、あえて自ら壁になり、再びリス・デービースと組んで先陣を切ることに決めた欧州の闘将コリン・モンゴメリーは、「明日は早く決着をつけられることを望むよ」と、苦笑した。

そして2組目は、薗田峻輔と石川遼。初日にやっつけた17歳のマテオ・マナセロとパブロ・マルティン組を、再び託すことにした。

続く3組目は金庚泰(キムキョンテ)とインドのジーブ・ミルカ・シン。さらにラストマッチは池田勇太と地元タイの英雄トンチャイ・ジェイディを持ってきた。

1組もペアを変えなかったモンゴメリーに対してキャプテン・ジョーは、初日に敗れた2組をシャッフルした。
そこには、傷ついた者への配慮があった。

深刻な腰痛を抱えながら、「アジアのために全力で戦う」との「ファイナルアンサーを出してくれた」(直道)ミルカ・シン。

せめて、2日目は「彼の心の負担を軽くしてやりたい」と、直道は考えたのだ。
「今日はトンチャイと一緒の最終組で、地元ファンも多く、ジーブにはなおさら辛かったと思う。明日は、最終組のひとつ前で、キョンテとリラックスしてゲームを楽しんで欲しいんだ」。

その中でミルカ・シンも、残り2日で必ずや結果を残してくれると、キャプテン・ジョーは信じている。

<2日目・フォアボールの組み合わせ>
コリン・モンゴメリー&リス・デービース 11:05 W・リャン&盧承烈(ノスンヨル)
マテオ・マナセロ&パブロ・マルティン 11:18 石川遼&薗田峻輔
ヘンリク・ステンソン&ヨハン・エドフォルス 11:31 金庚泰(キムキョンテ)&ジーブ・ミルカ・シン
ピーター・ハンソン&フレデリク・アンデション 11:44 池田勇太&トンチャイ・ジェイディ

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