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谷口徹が今年も奈良県の児童養護施設に寄付

「やっぱりしんどいですよ、44歳にもなると」と苦笑しつつも「これがあるから頑張れる」。毎年、
開幕前に届くファンレター。地元の子供たちからだ。
出身は奈良県の児童養護施設と、母子生活支援施設への地道なチャリティ活動を初めて早7年目。
今年も社会福祉法人奈良県共同募金会を通じて、9カ所の施設に40万円ずつ。計360万円は、児童の音楽製品やスポーツ用品の購入にあてられることになった。
また今年は、子供たちにたくさん本を読んで知識を深めてもらいたいと、今年10月に最終ホールの奇跡のイーグルで、連覇を飾った「ブリヂストンオープン」での優勝シーンに、楽しいイラストを描き加えた人数分のオリジナルの図書カード(=写真)を作成。
このほど、これも併せて各施設に寄贈した。
今年は、賞金ランク2位の原動力にもなった。
施設の子供たちから届くファンレターにはいつも、心のこもったお礼の言葉と、谷口の1年の活躍を願う思いがしたためられていて、それが何よりのモチベーションでもある。
「応援してくれる子がいる限りは、また頑張ろうと思えるんです」。
コースでは強面も、手紙の封を開ける時ばかりはつい、勝負師の目尻も優しく垂れ下がるのだ。















