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谷口徹が5年ぶり2度目の「2007報知プロスポーツ大賞」を受賞!

今回獲得したのは、32回の歴史を数え、栄えある「2007報知プロスポーツ大賞」男子プロゴルフ部門。
読者投票によってプロスポーツの各分野で最も活躍した選手として選出され、2002年以来5年ぶり2度目の受賞だ。
19日(水)の正午から都内のホテルにて開かれた受賞式に、引越しの予定日と重なりつつも、とんぼ帰りを承知で会場に駆けつけた。
「嫁が寛大なので行ってきても良いよと言われました」と場内を和ませたが、谷口には別の想いがあるのかも知れない。
今回の受賞者7名の内で、2度目というのは谷口だけ。
しかし、この受賞式には初めて参加する。
実は、前回獲得時の2002年には、左頭部の血管腫との診断を受けた影響もあって病院にいた為、参加することが出来なかった。
だからこそ、故黒澤明映画監督がデザインした記念トロフィーを手にした時に、率直に「盛大なパーティーに初めて来られて嬉しい」と思えたのだ。
今シーズンは、年間3勝を達成し、2度目の賞金王を獲得した。また、3日に行われたジャパンゴルフツアー年間表彰式では、最優秀選手賞や平均ストローク賞等の4つの部門で1位を獲得した。
その原動力は家族の支えがあったからこそ。
今日は壇上でも家族の話が専ら中心で、長女・菜々子ちゃんから「パパ、おめでとう!」と祝ってくれたと笑顔。
きっと、オフシーズンの休息は家族と過ごす一時だろう。
前回の受賞した際は実感がなかったものの、今回は「大学時代の友達からの祝福も実感させる」と話す。
「毎年、自分自身、最後の年と思って精一杯やって行きたい」と話す来季は、1月11日(金)からタイで行われる『ロイヤルトロフィー』から、谷口の2008年シーズンが始動する。2月・3月は海外トーナメントに数試合出場しながら調整し、5年ぶりに『Masters』にも挑戦する。

「2007報知プロスポーツ大賞」の授賞式の様子 
5年ぶり2度目の受賞














