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ブリヂストンオープン 2009

グレゴリー・マイヤーがホールインワンを達成

最終ホールのボギーに渋い顔も、賞金20万円と聞くやすっかり晴れて・・・
最終9番で、1メートルもないパーパットを外して、怒り心頭。ハワイ出身の48歳は、「しょ〜もないボギーを打ってしもうて、もうホンマにぃ〜!」と、関西出身の妻・安貴子さんから受け継いだ大阪弁でひとしきりまくしたてると、「あれで、せっかくのホールインワンも消えてしもうたわぁ」と、肩を落とした。

しかし、すぐにパッと表情が輝いた。
自身3度目の快挙達成は、賞の該当ホールではなかったが、主催者からご褒美の20万円が贈られると聞くなり、たちまち機嫌をなおして、「そりゃあ、もう有り難いですわ〜」と、これまたコテコテの大阪弁で喜んだ。

予兆はあった。11番で、残り109ヤードのアプローチがあわやチップインのOKバーディ。これに気を良くして迎えた12番。
163ヤードのパー3は、7番アイアンで打ったティショットが、右からの風にも負けず、ピンに向かって一直線。
手前3ヤード付近で軽くバウンドしたあと、カップに消えたという。

このイーグルで、予選カットラインはぎりぎりの位置から通算2アンダーまで盛り返すことが出来た。

しかも、リランキング順位は現在20位のマイヤーが、今大会の出番を得たのは本戦直前。現地ウェイティングの1番は、欠場した室田淳の繰り上がりで急遽、出場が決まっただけに、「室田さんのおかげです」と、先輩に感謝感激。
「今日はきっちりそのチャンスを生かせたので、明日はもっと上を狙って頑張ります。

そして明日明後日は、17番の200万円も狙いますよ!」。
週に2度目のホールインワンは、ぜひ当賞ホールで?!
ブリヂストン・タイヤ・セールス・関東株式会社提供のビッグマネーをもちゃっかりと頂く作戦であることを明かした。


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