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プロゴルファー 薗田峻輔 誕生!!

プロゴルファー 薗田峻輔
この日3バーディ、6ボギーの4オーバー76と大荒れだった薗田峻輔(明治大学2年)は、「今日は痛い」と悔やむ。3日目までは通算3アンダーで「トップを意識しなかったが」、4日目に7アンダー65をマークして、首位に1打差と迫った。そして前日も自分ではいまひとつの内容だったが、70で回り、通算12アンダーとしてこの日は4位タイからのスタートだったのだ。

前半はパープレーで回ったものの、風が強まり、気温が下がり始めた後半になるとボギーを連発してしまう。10,11番と連続ボギー、12番でバーディを奪うも、14,15番とまたも連続ボギー、さらに最終ホールもボギーとし、通算8アンダーでホールアウトした。

ホールアウト後にプロゴルファーとして活動することを宣言する書面にサインして、これからはプロゴルファー「薗田峻輔」となる。出場優先順位は22位。リランキングまでの前半戦の出場を何とか確保した。それでも開幕から全力で挑まないと、リランキングで後半は出られないケースもありうる。
「春先に調子が悪いのが、自分にとって課題なので、しっかり内容の濃いオフをすごしたい」とスタートダッシュをもくろむ。

折りしもこの日は、高校の後輩・石川遼が年間表彰式に出席して、賞を総なめにしていた。
「今は遠ざかった存在。一プロゴルファーとして先に走ってくれた、いい見本」と彼のことを評した。そこには後輩には負けられないという先輩の意地を感じさせてくれた。来年は石川遼、池田勇太に薗田峻輔が加わって、よりツアーを盛り上がることを期待したい。

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