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夢を持とう 野仲茂③

最初に昨年野仲が初優勝した関西オープンのVTRを視聴。
野仲がバーディーを取ったシーンではみんなで大拍手!いまその場で試合が行われているかのように子供たちは食い入るようにテレビに釘付けとなり、「おー、すごい!」、「頑張れ!」とテレビの横に立っている本人を目の前に声援を送った。
優勝を決めた瞬間は大きな拍手が起き、みんなで「やったー!!」
これには本人も少し照れ笑い。
そして、野仲の今までの生い立ちを紹介。
「実は中学生までサッカーをやっていました。入学した高校のサッカー部の練習を見て、あまりに厳しそうでサッカーはやめました。」
すると会場内は大爆笑。
ゴルフを始めたのが17歳。18歳でゴルフ場の研修生となり、朝から晩まで仕事と練習に明け暮れる毎日が始まり、プロゴルファーになる難しさ知った。
22歳でプロテストに合格したが、プロになってからはさらにその厳しさ知った。
「みんな何でもいいから夢を持ってほしい。そして何歳になっても夢を追いかけて欲しい。」
プロ生活19年目にして初優勝を果たした野仲の言葉には重みがあり、子供たちも真剣な眼差しで野仲の話に聞き入っていた。
その後、「みんなは夢を持っている?」と野仲に質問された子供たちは、一斉に手を挙げて、「ダンサー」、「サッカー選手」、「野球選手」、「バスケット選手」、「ゲームプログラマー」、「漫画家」、さらには「考古学者」まで!
野仲から最後に「みんな良い夢だね、自分も40歳になっても夢を持って頑張っています。去年初優勝できて、改めてゴルフの楽しさが分かったし、また自分を応援してくれる周りのみんなが喜ぶ顔が見たいです。今年も頑張って優勝します!」と力強く挨拶をした。
締めくくりは子供たちからの歌のプレゼント。
野仲は、「今日は子供たちからパワーをもらった。逆にこちらが感動しちゃいましたね。今日は本当に楽しかったです!」
自分が帰る間際まで子供たちにサインを書いていた野仲の姿は、子供たちへの感謝の気持ちと今年も必ず優勝するという強い決意が感じられた。
















