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東建コーポレーションカップ 1999

1999年3月11日速報

5アンダー首位タイに金子柱憲、谷口徹、杉本周作の3人が並んだ。
続く1打差2位には、中嶋常幸、渡辺司、川岸良兼ら、5人。
尾崎親子は、ともにイーブンパーでフィニッシュ。47位タイグループにつけている。
丸山茂樹は、2アンダーの15位タイ。

★首位の杉本周作コメント

 のほほん、と首位発進だ。プロ4年目の杉本周作。
  「パターがよう入ってただけなんです。ショットは、球は曲がるんやけど、なんか、いいとこにあるって感じでしたからね」
 16番ミドルではピン左12メートルのスライスライン、17番ショートでは、ピン上10メートルをそれぞれキレイに沈め、最後の18番ではピン右50センチにピタリ。あがり3ホールを3連続バーディで締めて、トータル5バーデイ(ノーボギー)で首位にたった。
 「昨年からとくになんにもいじってません。クラブも、パターもスイングも・・・。
パットは、思ったより重めのグリーンを、強めに打ったのが入ってるって感じ」。
 昨日。ツアー開幕戦前夜は、「今年1年、自分のゴルフはいったいどうなるだろう」と、心配だった。今年も、昨年以上の活躍(賞金ランク47位)ができるか、「不安でいっぱいでした」だが、それを払拭できそうな、首位発進。「こんないいスコア、今年最後になるかも」。謙遜で、テレをごまかしたが、きっと、胸の中には自らに期するものがあるはずだ。

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