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三井住友VISA太平洋マスターズ 2007

アダム・スコット「ピンポンで復調」

この日3日目は伸び悩み、少々ストレスのたまるラウンドだったのか。疲れた表情でインタビュー席に座り、「今日はムービングデーだったのに・・・」と、残念そうに話していたスコットの表情がパっと明るく輝いたのは、話題が“19番ホール”に及んだときだった。

今回3度目となる来日の楽しみは、もっぱらホテルに帰ってから盛大(?)に開かれるピンポン大会だそうだ。その“出場選手”はやはり招待選手で同郷のジェフ・オギルビーとそのキャディ。そして、スコットのキャディのトニー・ナバロさんやマネージャーなど、総勢7人程度の「ビッグトーナメントです」と言って端整なマスクを緩ませた。

前日2日目から思うようにパットが決まらず、首位タイにつけた初日と比べると「読みが少しずつずれているみたいなんだけど、今日も帰ってピンポンでそのあたりを調整したい」。
日本ツアー初制覇への意気込みは煙にまき、茶目っ気たっぷりに答えていた。

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