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アイフルカップ 2000

憧れのツアープレーヤーたちと、「ハイ!ピース!!」

 大会3日目終了後、青森県下のジュニアを招き、ツアープレーヤーによるレッスン会が行われた。
 高校3年生から小学校4年生までのジュニア18人は、憧れのプレーヤーに手取り足取りのレッスンを受け、大喜び。充実のひとときを過ごした。

 大会3日目終了後に行われたツアープレーヤーたちによるレッスン会で、藤田寛之にレッスンを受けているのは、青森商業高校3年の中村雅樹君(写真右)。
 中村君は、昨年の国民体育会(国体)の代表選手。地元青森でも将来性を高く買われているジュニアのひとりなのだ。
 そんな中村君の目下の悩みは「バックスイングで軌道が内側から入って、インパクトで外に持っていく癖があり、球が右に出やすいこと」。
 それを今回、「インパクトで少しオーバー目に左に持っていくように」などの指導を受け、「藤田さんの教え方はすごくわかりやすくて、本当に為になりました!」と、中村君は大喜びだった。
 今月の24日には、今年の国体の選考会を兼ねた競技会が行われることになっているそうで、「今日のレッスンはきっと役立つはず!」と中村君。
 将来の目標は、「ツアープレーヤー!…といいたいところだけど、本当はまだ決めかねているところ。でも今日は選手のみなさんがすごく優しく教えてくれて、ますます憧れてしまいました」と声を弾ませていた。

 この日のレッスン会に参加したジュニアは18人。“先生役”のツアープレーヤーは、司会進行役の渡辺司をはじめ、宮本勝昌、横尾要、藤田寛之、合田洋など9人。最後に選手から受け取った、記念のサインキャップを大事そうに胸に抱え、充実しきった表情で帰途についていた。

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