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第6回スナッグゴルフ広島市交流会に41名が参加(7月31日)

今年で6回目となったスナッグゴルフ広島市交流会には、41名の児童たちが参加して、廿日市市に2016年3月にオープンしたスナッグゴルフ専用コースの「ちゅーピーパーク」にて開催された。
「ちゅーピーパーク」は地元中国新聞社のグループ施設で、子ども向けレジャーパークとして、プールやアスレチックも併設されている。
交流会は、団体戦の部と個人戦の部で、豪快に打ち下ろすホールや、瀬戸内海を背に打ち上げていくホール、そして人工芝で整備された高速グリーンという、アスレチック感覚で楽しめる難易度の高いコースで競われ、団体の部では広島市立日浦小学校Aチームが優勝、個人の部では広島市立五日市観音小学校5年の宗和悠仁くんが優勝してメダルを獲得した。
五日市観音小学校は日本ゴルフツアー機構からの寄贈による導入小学校で、導入後の2009年2月に県内出身の谷原秀人の訪問により、その活動がスタートし現在もクラブ活動でスナッグゴルフが継続している。
広島県で2009年からスタートした、広島県ジュニアゴルフ振興会コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社、そして日本ゴルフツアー機構との連携により、スナッグゴルフ支援自販機による小学校への用具寄贈・導入の活動は、広島県出身の倉本昌弘プロと枝広美子プロを中心としたボランティアメンバーにより市内の小学校への導入が拡大している。
先日開催された第16回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会でも、東広島市立三ツ城小学校が2位、東広島市立東西条小学校が4位となるなど、広島県でのスナッグゴルフのレベルは全国大会でも実績を残している。
茨城県笠間市では、スナッグゴルフをきっかけにゴルフへステップアップした畑岡奈紗プロが国内ツアーのみならず米国LPGAツアーも制したニュースも話題となっているが、これだけの導入校数と体験児童数を誇り、充実したボランティアメンバーの体制のある広島県から、新しいスターが誕生する日も近いかもしれない。
尚、今大会は、西日本豪雨災害の影響で参加することができなくなってしまった小学校もあったことから、交流会と名を改めて開催された。
また、熱中症対策として、コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社からの提供による飲料の配布、塩分補給のタブレットの配布、更に、気温の上昇状況によっては6ホールに短縮される対策も講じられたが、時折雲が覆い風の吹き抜けもあり、体調を崩す児童もなく、計画された9ホールでの競技として行われた。

第6回スナッグゴルフ広島市交流会成績上位(459ヤード・パー36)

団体戦の部(1チーム4人の合計スコアにより順位を決定)
優勝 日浦小学校「Aチーム」 165ストローク
2位 井原小学校「フォースチーム」 181
3位 五日市観音小学校「五観ペンギンズチーム」 183

個人戦の部
優勝 宗和悠仁 五日市観音小学校5年 33ストローク
2位 立川航 中島小学校5年 36
3位 安達温也 日浦小学校6年 37

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