この日３日目は、まず前日の第２ラウンドの残り３ホールをこなすため、早朝４時30分に起床した。
続いて午後から残暑の中、第３ラウンドに突入したが、今年２月の欧州ツアーで史上最年少Ｖを飾っている19歳は、４月にはマスターズに出場するなど18歳の石川に負けず劣らずに経験豊富だ。

「サスペンデッドはアメリカでもたくさんありますから。みなさん、同じ条件ですしね」と涼しい顔で計21ホールをこなし、最終日を前に通算６アンダーは９位タイ。

「順位には満足していますが今日はアプローチがとにかく悪くて。ショットは良いのにそのせいで、チャンスを無くしている」と反省点をあげ、すぐに調整に取りかかった。

予選２ラウンドに引き続き、第３ラウンドでも同組で回った石川とは少々、差が開いてしまったが「可能性はまだ残っています。明日は全力で頑張ります」と血気盛んに大逆転での日本ツアー初出場＆初Ｖをも視野に入れた。