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今野康晴は、またしても……

8月の悪夢がよみがえる。池田勇太と争ったVanaH杯KBCオーガスタはプレーオフに倒れて、自身5戦全敗。そしてまた、このゴルファー日本一決定戦でも、嫌な記録を更新した。

小田龍一と石川遼と通算6アンダーで並んでプレーオフに突入した。
その2ホール目にまたしても、敗れた。

「……何敗目ですかね」と、苦笑した。
6戦全敗にも「今までの中で、手応えはあったんだけれど…。まあ、プレーオフで手応えがあってもねえ」と、自嘲の笑みだ。

バックナインこそ、15番からべたピンの2連続を含む3つのバーディで盛り返したが、いかんせんスタートのエンジンが遅すぎた。

出だしのパー5でいきなりラフからラフを渡り歩いて、ボギー発進。2番からは1パットパーが続き、5番では3パットを打つなどばたついて、遅れを取った。

小田と並んで迎えた17番で、フェアウェーから2メートルにつけて逆転する好機を迎えたが、先に打った石川遼に6メートルを決められ並ばれて動揺した。
「あれには、ちょっとびっくりしてしまった」。
続いて打った本人はと言えば、「引っかけ気味で、左に外してしまった」と悔しがる。
「あれを入れておけば」と唇を噛む。

1ホール目こそ、左のラフからピンまで距離のないアプローチをべたピンにつけて粘ったが、プレーオフは2ホール目は他の2人よりバーディチャンスがもっとも遠く、カップまであとわずかのパーパットを沈める出番は来なかった。
「出だしボギーでよく盛り返しましたよ」と、言うので精一杯だった。

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