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サンロイヤルGCカップ 2008

1位争奪戦!賞金ランキング2位の上平がトップタイスタート!!

7バーディ・ノーボギー・65とほぼ完璧な内容のゴルフでトップタイに立った上平栄道
チャレンジトーナメント開幕戦の「PRGR CUP」で2位に、2戦目の「有田東急 JGTOチャレンジ I」で優勝とスタートダッシュをかけ、賞金ランキング1位の座に座り続けてきた上平だったが、その後は予選落ち、5位タイ、45位タイ、56位タイと調子を崩している間に、「エバーライフカップ」優勝、「有田東急 JGTOチャレンジ I」2位と同じく好調だった池田勇太が第6戦の「静ヒルズトミーカップ」で単独2位となり、長く立ち続けていた1位の座を明け渡してしまっていた。

しかし、中盤戦ペースダウンしていた上平が、正念場となる後半戦に入り調子を取り戻してきた。
「ここ2週間くらい前から調子が上がってきて、なんか掴んだという感じになってきていました。ただいま上向きですね。ショットが悪かったのが、それなりに思ったところに打てるようになってきたんです。それに今日はパターが入ってくれました。
今週は飛ばして飛ばしてというコースではないので、自分は飛距離がでる方ではないから、負担がかからないでプレーが出来ています。毎ホール毎ホールでバーディパットを打てるように心がけてプレーしています。
やっぱり賞金ランキングは1位がいいけど、あまり気にしすぎないようにして、自分のプレーに集中してプレーしていきたいと思います。あまり気合いが入ってしまうと空回りしてしまうので。また明日頑張ります。」といつも通りのマイペースを強調していた。

しかし、賞金ランキング1位と2位とでは大きな差がある。
賞金ランキング1位の者には来年のツアー出場優先順位が与えられるが、そして上位5選手(賞金ランキング1位を除く)にはツアー前半戦の優先出場順位(第1回リランキングまで)しか与えられない。
この大きな差を持つ1位争い。1試合、1日終えるごとに、その戦いはますます激しくなっていくことだろう。
  • 4アンダー・16位タイと十分逆転優勝を狙える位置につけた池田勇太

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