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キヤノンオープン 2008

2位タイの今野康晴

井上信と同じ組でホールアウトしたときは、2打差の3位タイ。しかしその直後に首位を走っていた藤田寛之が15番、17番でボギーを打って、リーダーが入れ替わった。
勝った井上とは結局1打差。
それだけに、あとから思えば最終18番で、奥から絶好のバーディチャンスを外したのが残念だが右肘の痛みを抱えた中での大健闘だ。

夏のオープンウィークに、ジャンボ邸を尋ねて教えを請うたという。
さっそく上り調子の矢先にケガに泣いたが、それも徐々に回復に向かい、この日の朝も、ジャンボに注意点を言われてスタートしたら、2日連続の66。

久々のトップ5入りに、これからビッグイベントが続く終盤戦が楽しみになってきた。

次週、(財)日本ゴルフ協会が主催する日本オープンは、(社)日本ゴルフツアー機構が主管する大会と出場カテゴリーが異なるため権利がないが、「この肘で、深いラフはたぶん無理だし、ちょうど休みが取れると思って」。
前向きにとらえ、2週後のブリヂストンオープンでの健闘を誓った。

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