自身ツアーで初の快挙は188ヤードの７番パー３。８番アイアンでねじ込んだが、喜びは薄かった。「今日はフェアウェーに行かないわ、グリーンは外れるわ。アプローチ、パットでしのいでしのいでという感じで」。

眉間にしわで、苦労したこの日１日を振り返ったが、ご褒美に主催者から30万円が贈られると聞いて、パっと表情が輝いた。
「それはもう本当に嬉しいし、ありがたいです！」。

１年前に首のヘルニアを患い、ファイナルＱＴランク23位の資格で参戦した昨年は、結局５試合しか出られなかった。
今季は特別保証制度が適用されて、いまは条件付きの参戦だ。

開幕から出場できる８試合と、昨年５試合で稼いだ48万円を合わせた獲得賞金が、昨季の賞金ランク70番目のＷ･リャンの、獲得賞金1059万7300円に到達すれば、改めて今季の出場権が与えられる。

これまで３試合に出場して、現在24万8000円。
まだまだ、遠い道のりだが通算イーブンパーは28位タイで、今季２度目の決勝ラウンド進出に「気合い入れて、練習してきます！」。
さらなる上昇を狙う。

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