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UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ 2007

大会のエコ活動“はじめの第一歩”にディフェンディングチャンピオンも「賛同します!」

仲良くポーズを取ったその左手には水筒、専属キャディのゲーリーさんの肩にはお買い物バッグ。2人笑顔で声を揃えた。「僕達も、エコ活動に賛同します!」。
2人が持っているのは今年から、ギャラリーのみなさんに配ることになったオリジナルマグカップと、エコバッグだ。
いま、地球規模で広がる環境対策を宍戸の森から発信する。

イベント開催時に出る大量のゴミは、環境汚染の原因ともなり、地元周辺のみなさまにも大変な迷惑となりがちだ。その対策として今大会では、ギャラリープラザのゴミ箱を一箇所に集約して分別を徹底したり、ギャラリープラザの飲食店で使う食器を環境にやさしいものにしたり、缶類の販売を中止してきた。

今回、お配りすることになった“ノベルティー”もその一環。
マグカップを持っていけば、ギャラリープラザ内の売店で麦茶を100円で購入できる。繰り返し使用していただくことで、ゴミの軽減化を図る狙いだ。
麦茶の売上金の一部はアサザ寄金にチャリティされる予定だから、自然と募金活動に参加できる仕組みだ。

そして、会場で使用されたエコバッグはぜひ来場のお土産にして、自宅での買い物に再利用してもらえれば・・・。
「みなさん、ぜひご協力ください!」と呼びかけたディフェンディングチャンピオン。

UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズではギャラリーのみなさまにより快適に過ごしていだたくためにそのほかにも、トイレの整備やギャラリープラザのテントの分煙化、1番、18番の観戦スタンドを禁煙にしたり、昨年以上に環境整備に力を入れています。

※「アサザ基金」・・・開催コースの地元でもある茨城県・霞ヶ浦の自然環境を再生するために、1995年から発足したNPO団体。
霞ヶ浦の動植物、湖の自浄力の再生を目指し、市民や市民団体や建設省をはじめ、漁協、森林組合、霞ヶ浦工事事務所、小中学校等、地元各機関とのネットワークを図りながら活動を展開している。

  • 会場で配布されるエコグッズ。昨年も好評だった大会のオリジナル扇子も添えて・・・