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マンシングウェアオープンKSBカップ 2007

宮里聖志「仏の心で冷静に」

初日は暴風。2日目は雷。そしてこの日3日目は突然の豪雨。波乱続きの3日間。中断のサイレンは11時59分だった。ちょうど8番のティショットを打ったあとだった。ひとまず木の陰に非難して、横殴りの雨をしのいだ。

競技再開は12時39分。直後の第2打は寄せ切れず、8メートルのバーディパット。

これをど真ん中から決めた。
この日66は、まるで同じ展開だ。

昨年の今大会。2日目に66でまわって3位に浮上した。3日目に67単独首位に躍り出た。
ここ東児が丘マリンヒルズゴルフクラブは好きなコースだ。「ここに来たら、良いイメージが出る気がする」。
相性の良いコースでツアー2勝目まであと一歩と迫ったが、最終日の16番、17番で連続ダブルボギーを打って結

局3位に「自分で崩れて負けただけに、悔しい思い出として残ってる」。

振り返ればあのときは、「力みすぎていたと思う」。
どちらかと言えば、気合を入れれば入れるほど、空回りするタイプ。
先週、沖縄で行われた日本プロもそうだった。
地元での2勝目を思うあまりに、力が入りすぎていた。
結局、60位タイに終わっている。

今度こそ、同じ失敗はしたくない。
「次は良い思い出になるように・・・。静かに、冷静に、仏の心で行く」と、誓った。

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