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PRGR CUP 2006

重原は肋骨の負傷からの優勝。そして「来年結婚します!!」

ビールかけにあいずぶぬれの重原
重原は3月上旬に肋骨を骨折するという不運に見舞われた。
自身が所属するゴルフ場のメンバーの方から、いつもマッサージを勧められていて、何度か断っていたが、いよいよその好意を受けることになった。

足から始まったマッサージは、最初から痛みをともない、それをこらえて胸に到達した瞬間、「ポキッという音がした。」その直後に呼吸ができないほどの痛みに見舞われたが、なんとかスイングができたので放置した。その状態で日本プロゴルフ選手権の予選会に出場したが痛みのために途中棄権し、延期開催されたQTファイナルは我慢して出場したものの成績は振るわなかった。

その後、病院に行ってみると「レントゲンで自分が判るほどのヒビ」がはいっていることが判り、その後は安静にしてアプローチとパターの練習のみを行なった。

今回のPRGR CUP開催週の月曜日に、医師から完治を知らされ、この大会に臨み初日と2日目はショットは安定しなかったが、療養中に集中練習したアプローチとパットの成果が現れ、寄せワンで拾うゴルフによりスコアをつくった。今日の最終日にはショットも安定して、「3日間の中で一番の内容」という会心のゴルフができた。

優勝した重原は現在独身。しかし、結婚を約束している彼女がいる。実は今年の3月に結婚をする予定だったが、重原の母が体調を崩して入院。結婚は延期となった。
この優勝の報告はまず母にするそうだ。そして来年3月に結婚をする計画もある。

今週つかんだチャンスを、もっと大きなチャンスに変えられるかどうか。
本当のStar of Tomorrow明日のスターとなれるかどうかは、全て重原の腕にかかっている。

  • 1番ティでのティショット
  • 1番ティショットを前にセカンド地点を望む