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中日クラウンズ 2006

<シリーズ・ツアーを支える人々>今週も、延べ640人のボランティアが活躍!!

世界最年長での予選通過を果たした先週のつるやオープンで、杉原がポツリとこぼしたことがある。「杉原いったいいつまで出るつもりや、・・・と思てた人もいると思います。でも私にも『今に見ていろ』という思いがあった。このままではいかんぞ、と・・・」。

この不屈の精神が、多くの人を勇気づけている。

68歳の杉原に、足並みを揃えて歩くのは(=写真上、右)ボランティアマーカーの大西由子さん。
実は杉原より「6ヶ月、先輩」だ。
ご高齢の上に、過去に2度も大手術を受けながら今も元気に18ホールを歩く。
147センチと小柄ながら、力強い足取りでコースを闊歩する。

駆け足で、打ち下ろしの1番ホールを下りていく杉原にも、いっさい遅れを取らない軽やかな足取り。
昨年22試合でボランティアに参加したというそのパワーの源は、朝夕欠かさず続けているという30分間のストレッチ体操だ。

おかげで、「ふくらはぎが一回り大きくなった」と、どこまでも逞しい大西さんも杉原の大ファン。
68歳になってなお現役にこだわる鉄人ぶりと合わせて、杉原の生き方、コースでの振る舞いが大好きだという。

日本ゴルフツアー機構が今年から販売を始めたツアープレーヤーのサポーターズバッジ。今週も、クラブハウス前に場所をとっていただき、販売中だ。

この日朝のスタート前、コースにやってきた杉原はふと、その前で足を止めた。
自分の名前がプリントされたバッジをおもむろに取り上げ、ポケットのサインペンをサラサラと走らせた。
そして、通りがかりのギャラリーに「チャリティしてますねん。ぜひ、買うて行ってください」と呼びかけた。
自ら売り子になって、アピールしたのだ。
「そういうさりげない心遣いが、自然にできるところが杉原さんの素晴らしさです」と、大西さん。

残念ながら2週連続の予選通過とはならなかったが今週も、こつこつとプレーを続ける杉原に励まされたファンが多かったようだ。

・・・大西さんをはじめ、今週も大勢のボランティアのみなさんに大会運営にご協力いただいております。最終日までに、延べ640人のみなさまが参加してくださる予定です。