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UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ 2006

今大会のスタートアナはアイルランド出身!!

今年、今大会のタイトルスポンサー契約を結んだUBSは、スイスを拠点とする世界有数の金融機関です。グローバルに活動するこの企業は、「UBS香港オープン」や、アジアンツアーの「UBSオーダー・オブ・メリット」、「BMWアジアンオープン」など、そのほか海外トーナメントとのパートナーシップも広く展開しています。

そのせいか、今年の会場には海外メディアも数多く来日し、国際色がいっそう豊かになりました。
その中でも、ひときわ目立っているのが今大会のスタートアナウンサー。
アイルランド出身のジム・フレッチャーさんです。

フレッチャーさんは来日19年目。
普段はウェブのディレクターや外国人選手のマネージメント業務をされています。
仕事を通じて覚えた日本語と、英語を絶妙に混ぜたスタートコールは、選手たちにも好評です。

今大会の会場の宍戸カントリークラブはまさに「GOING OUT COMING IN」。
コースレイアウトの特性もあり大会4日間とも1番ホールから、いわゆる1WAYスタートとなります。

予選ラウンドは朝6時30分から最終スタートが午後1時24分というの長丁場も、フレッチャーさんは「とても楽しい!」と涼しい顔。
これだけ長いと、心配なのがトイレの問題ですが、「水分補給は、常温のドリンクで。そうすると、けっこう時間が稼げるんですよ」と、対策も万全です。

スタートアナの醍醐味は、「なんといっても間近で選手のスイングが見られること」。
また、「ほんとうにゴルフを愛している」というフレッチャーさんは、選手がショットする直前の、静まり返った瞬間が好きだといいます。

「大ギャラリーの視線がたった一点に集中する中、ピンと張り詰めた空気を切り裂くように、選手の打ったボールが飛んでいく。僕がいつまでも心に残していきたい一瞬でもあります。1番ティには、観戦スタンドも用意されています。ギャラリーのみなさんもぜひそこに陣取って、このなんともいえないトーナメントの空気を満喫してください」。

・・・そしてぜひ、スタートアナとして奮闘するフレッチャーさんの雄姿もご覧ください。