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UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ 2006

今年から登場!スコアリングシステムサマリーボード

「難しい」と、口で言われるだけでは本当のコースの難しさは理解できない。各ホールの平均スコアやフェアウェーキープ率、パーオン率など、数字で示してもらえれば少しは実感として伝わって来ようが、ピンとこない部分もある。

そんなギャラリーのみなさんの疑問を解く一助になればと、今年からギャラリープラザに設置したのが“スコアリングシステム・サマリーボード”だ。

選手の現在位置ボードの右横に作られたこのボードには、当ホームページ上でスコア入力を担当する『スコアリングシステム』のスタッフが、毎朝前日の各ホールのデータと『みどころ』を書き込んでいる。

みどころの覧には、“フロント9の難易度1位のホール”とか“バック9唯一のアンダーパーホール”“今季もっとも難しいパー5”といった基本事項のほかに、“18ホール中、もっともバーディが見られるホール”“今日もっとも難しいと予想されるピン位置”などといった解説をつけることで、「数字だけでは判断しきれないコースの難しさを表現しています」とは、スコアリングスタッフ。

お気に入りの選手が、たとえば17番でダブルボギーやトリプルボギーを打ったとき、帰り際にこのボードを見て「・・・ああ、そんなに難しいホールだったのね」と、納得していただければ、ゴルフへの理解をいっそう深めていただけるかもしれない。