グリーンを読むときの地を這うようなポーズ、豪快な飛距離、巧みなアイアンショット･･･。ゴルフ通の名古屋のファンをうならせるには十分だった。
最後まで、スリリングなプレーで大会を盛り上げた“スパイダーマン”は、通算２オーバー３位タイ。

「日本のファンのみなさんはとても親切で、たくさんの応援に支えられました」とのコメントを残して、主戦場の米ツアーに帰っていった。

招待外国人選手カミロ・ビジェガスの話
「ここ三好は確かにタフなコースで、フェアウェーも狭く耐えるプレーだったけれど、ギャラリーも多く、応援に支えられて４日間、とても楽しくプレーできました。
まだアメリカで３試合を残しています。向こうでも力強いプレーで、よい形でシーズンを締めくくりたいと思っています」。

カミロ・ビジュガスCamilo　Villegas プロフィール
１９８２年１月７日生まれの24歳、コロンビア出身。
身長175センチ、体重72キロ。
６歳の時、父親の影響でゴルフを始める。高校卒業後にアメリカ留学。フロリダ大学でビジネスを学ぶ傍らゴルフ部で８勝を上げる活躍。２００４年にコロンビア人として初の全米オープン出場を果たす。
その後プロ転向。
昨年のネーションワイドツアー（米二部ツアー）で好成績を上げ、賞金ランキング13位に入って今季からＵＳＰＧＡツアーに本格参戦。
ＦＢＲオープン２位タイ、フォードチャンピオンシップ２位タイ、プレーヤーズ選手権３位タイ、カナディアンオープン２位タイと順調に成績をあげ、現在賞金ランクは32位。

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