日本ゴルフツアー機構では、わが国のゴルフトーナメント界の発展に多大なる貢献をした方を表彰し、その功績を長くたたえる趣旨で2001年より、『JGTOゴルフトーナメント功労者』を選出し、毎年、日本ゴルフツアー選手権の会場で表彰してまいりました。

今年もゴルフジャーナリストの皆様と、ジャパンゴルフツアー選手会理事会のJGTO理事会メンバーと、当ホームページ上にてファンの皆様より広くご投票いただきました結果、亡き小野光一氏（＝写真）を、7月2日（土）、第3ラウンドの1番ティーグラウンドにて、表彰させていただくこととなりました。

1919年5月19日、中国・大連生まれの故・小野氏は、中村寅吉氏とともに戦後を代表する名プレーヤーの一人で、1937年18歳で霞ヶ関CCで1年を過ごしたあと、程ヶ谷CCに移り、浅見緑蔵の門下生になられました。
戦争による中断で競技がなく、初タイトルは30歳と遅かったものの、その後いっきに開花され、日本オープン3回、関東プロ5回、日本プロなどの優勝歴があります。

1957年中村寅吉氏と組んで出場した第5回カナダカップでの団体優勝・個人5位は小野氏の名を、不動のものとされました。この功績をたたえ、今回の受賞となりました。

過去の受賞者一覧
第１回（2001年）中村 寅吉 氏
第２回（2002年）故・宮本 留吉 氏
第３回（2003年）林　由郎 氏
第４回（2004年）故・戸田 藤一郎 氏、陳 清波 氏
第５回（2005年）故・小野 光一 氏