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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2004

全面ベントグリーン化!今年、新しく生まれ変わったブリヂストンオープンの舞台、袖ヶ浦カンツリークラブ

ツアー開催コースの中では数少ないコウライグリーンでおなじみだった袖ヶ浦カンツリークラブは、今年、全面ベントグリーン化に踏み切った。
北野眞司・同コース管理部長によると、「今回のグリーン改造は、時代のニーズに応えたもの」とのこと。

平均スピード11〜12フィートが要求されるプロゴルフトーナメントにおいて、芝目の強いコウライグリーンにそれほどの速さを求めるには無理な部分もあった。

また、近年は「芝草の密度が高くなって表面がフカフカになってしまう“マット化”が進んで、ますます、ボールの転がりとスピードを落としてしまう一因になっていた」(北野氏)ということで、平成14年11月にグリーン検討委員会を発足し、計画が進められてきた。

総費用1億1100万円の予算をかけた改造工事の着工は、昨年の12月。
今年の3月に終了し、4月上旬にクリーンピングベントグラス・ペンA-2という種類の洋芝が播種された。

新たな種がまかれてから5ヶ月。いよいよ、大会は本番を迎える。

「本戦では、12フィートの高速グリーン目指しています」(北野氏)。
グリーンの変化が選手たちのプレーに、さらにはゲーム展開にどう影響してくるか、注目が集まる。