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サン・クロレラ クラシック 2003

将来の夢は『絶対にプロゴルファー』水曜日のプロアマ戦に道内ジュニアが出場

ジュニア12人がプロに挑戦! 先月13日。ここ札幌ベイGCで行われた「HBC北海道ジュニアゴ ルフチャレンジ大会」で、上位入賞したジュニアゴルファーたちがこの日水曜日のプロアマ戦 に参加した。地元の小、中、高校生が3人4組に分かれ、ツアープレーヤーたちと腕を 競った。
道内ジュニアたちのプレーぶりに感心しきりだったのは、5番スタート8組目でまわっ た高山忠 洋だ。高山自身、本格的にゴルフを始めたのが高校卒業後だっただけに、「あのころ の僕より ずっと上手!(笑)。僕からあえて教えるところがないくらい、みんなスウィングが 完成され てビックリでした」と、ベタ誉めだった。
そんなプロからの賞賛に、同じ組でまわった武石翔太君(千歳市立駒里中学2年)は、「そん な・・・!! 僕なんか全然ダメでした! 今日は、ほんとボロボロだったし・・ ・」と照 れまくり 。「それよりも高山プロなんか飛ぶし方向性は抜群だし、パットもうまいし、すべて が完璧。 初優勝が近いって言われていると聞いたけれど、もうすぐにでも勝てると感じました。・・・僕 も、もっともっと練習しなくちゃ!」と、大いに刺激を受けた様子。
また、同じ組の藤原国弘君(札幌光星高校2年)と岡村史哉君(拓勇小学校)は、「高山プロはすっごく良い人」と、声を揃えた。
この日会場入りしたときは、トーナメントの独特の雰囲気に「なんかプロって怖い ・・・」と緊 張していた藤原君、岡村君だったが、高山の人柄に触れて「2ホールくらい行ったところで、すっごく優しい人だってことが分かってとてもホっとしました」と、ゲーム が終わるころには2人ともすっかりリラックスモード。明るい歓声をあげていた。
「将来は、絶対にプロになる!」と声をそろえた3人。ホールアウト後の表彰式では、青木功からじきじきに、出場選手のサインが入ったパネルを贈られ、感動の1日が幕を閉じた。
  • ホストプレーヤー青木は、参加ジュニアひとりひとりと握手と言葉を交わしな がら、サインパネルを手渡して「この中から未来のツアープレーヤー誕生を期待し たいね!」。