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マンダムルシードよみうりオープンゴルフトーナメント 2003

『中嶋選手と星野選手に質問です! プロゴルファーをやっていて良かったと思う瞬間は?』キッズボランティア座談会の一部始終

ジュニアレッスン会のあと、ギャラリープラザに移動して、中嶋、星野を囲んでの座談会に参加したキッズボランティアたち。
『プロへの質問コーナー』では、実にさまざまなQが2人を大いに悩ませ、また、微笑ましい笑顔の輪が広がった。



キッズ「星野さんは、1ヶ月にどのくらい稼ぐのですか?」
星野「(苦笑)う〜んと・・・僕たちは予選通過しないとお金がもらえないので、その月によって収入は違うんです。ヘタしたら、収入ゼロということもあります。それでも宿泊費、交通費など出費は多くて、とても大変なんですよ」
キッズ「ふえ〜、お金、もらえない月もあるんだあ!」
星野「そうだよ〜(笑) 」
キッズ「中嶋さん、星野さんの好きなクラブは?」
中嶋「僕はそうだねえ・・・すべてのクラブが好きだけど、しいてあげるとすればパターかな」
星野「ボクは練習するときの基本のクラブにしているのが7アイアンなんです。普段からいちばん打つ回数が多いし、得意だし、そういう意味では7アイアンが一番好きですね」
キッズ「中嶋さん、星野さんに聞きます。プロゴルファーになってよかったな、と思う瞬間は?」
星野「ボクはこないだ中日クラウンズで初優勝をあげたんですが、あのときの感動が忘れられないし、あのときの気持ちをいつも忘れずにやっていきたいです」
中嶋「僕は優勝争いで18番ホールに来た瞬間かな。しびれるような緊張感を味わえる自分が嬉しいね。あと、自分の活躍で家族を養えること。僕は結婚が22歳ととても早くて、23歳のときに長女が生まれたんだけど、その子が今年結婚することになってね。あの子がそこまで成長してくれたんだなあ、と思うとほんとうに嬉しい気持ちで一杯だよ」
キッズ「スタートティはとっても緊張すると思うんですけど、何か緊張しないおまじないってありますか?」
星野「僕はおまじないとかは何もないけれど、とにかく、僕もジュニア時代からずっと試合に出てきたし、プロになってからは、たくさんのギャラリーの中でプレーするようになって、そのうちに慣れていったという感じかな」
中嶋「はっきり言って、試合中は、おまじないもお守りも、何にも効かないよ! ・・・ただね、ナイスプレーも、ホールインワンも、たくさんの人が見ている前でやらないと面白くないって思うこと。あと逆にミスしても、ギャラリーの人たちには『プロでもあんなミスするんだなあ』って思ってもらえる。たとえミスショットでも、自分のプレーがアマチュアの人々を勇気づけられることもあるんだって思えれば、気が楽になるんじゃないかなあ?」
キッズ「プロゴルファーって女の子にもてますか?」
中嶋「(ずっこけて)それには、個人差があります! 僕も星野君ももてるタイプ(笑)だけど、持てないプロも中にはいます!(笑)」
星野「(爆笑)」
キッズ「中嶋さん、星野さん、いまガールフレンドはいますか?」
中嶋「(再びずっこけて)う〜ん・・・。僕らはみんなのアイドルだから、ガールフレンドはた〜くさんいるよ!(笑)。な、星野?」
星野「(再び大爆笑)」