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全日空オープン 2002

「僕は4日間の持続が課題」

ショットに不調を訴える菊池純が、首位発進

火曜日の練習日、菊池は、立山光弘と練習ラウンド。
ハーフターンのとき、ハウス前のパッティンググリーンで球を転がしている伊沢を見つけた。
「一緒に回りませんか」と、菊池たちが誘うと、伊沢は、空模様を心配しつつ、菊池たちの組に合流した。
そのあと、すぐに雨が降り出し、その日は、土砂降りの中のプレー。
「そのときも、他の2人に恥ずかしいくらい、僕はショットが曲がっていた」と菊池。
この日初日も、それが修正できたわけではないが、「今日も多分曲がるとわかっていたから、丁寧にプレーしていった。それが、良かったのかな」
練習ラウンドのとき、バックスイング時の右の腰の位置と、ダウンスイング時の左の肩の位置に気をつけるように、とアドバイスを受けたことも良かった。
調子が悪くなったとき、踏ん張りが利かなくなり、スイング時に腰、肩が浮いてしまうのが、菊池の欠点だった。
この日は、そのチェックポイントだけに気を配りながらまわると、ほとんどラフにも打ち込まず、ノーボギーの66。
6アンダーは、「調子が悪いはずなのに!」と本人も目を丸くする首位発進だ。
現在、賞金ランク59位。
今シーズンは、予選会ランキングでの参戦で、出場選手数が減るこれから終盤の大会では、おそらく、ほとんど出番がない。
「僕は、4日間の持続力が課題。このチャンスにパっと、稼いでおかないとね!」と、張り切っている。

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