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東建コーポレーションカップ 2002

大会みどころと今年のコースセッティング 山中博史JGTO競技運営ディレクター

「ジャパンゴルフツアーの開幕戦が、鹿児島・祁答院GCに帰ってきました。昨年、三重県・多度CCでの開催は、3月中旬にも関わらず大雪が降る、という全国的な天候不順で、あいにく、競技を54ホールに短縮せざるをえないというアクシデントに見舞われましたが、今年は、うってかわっての暖冬。ライグラスがオーバーシードされた芝はしっかりと根が張り、適度に締まって、コースは、すばらしい仕上がり状態で、選手たちを迎え入れることができました。
 また、1年ぶりの開催ということで、コーススタッフのみなさまには、じっくりとメンテナンスをしていただきました。そのご尽力とご協力に応え、我々JGTOスタッフも、大会4日間、コースのすばらしさがより生かされるセッティングを目指してゆかなければ、と、気持ちを引き締めています。

 現在、グリーンの固さを表すコンパクションは13、速さを示すスティンプメーターは11。特に今週に入って好天が続き、常に適度な風も吹いている状態が続いていますので、プロアマ日の水曜日あたりまでは、選手たちにはなおさら、「ちょっとグリーンが固いな」という印象を与えているかもしれませんが、木・金曜日に若干、雨が降る予報ですので、本戦に入れば、適度なスピードに変ってゆくでしょう。

 ここ祁答院は、距離がたっぷりあり、ゆったりと広いフェアウェーが、特徴です。
 その特徴を生かし、今年の開幕第1戦は、最終日が近づくにつれて、スコアがグングン伸びていくような、よりエキサイティングなコースセッティングができれば、と思っています。
 安定してフェウェーキープできた選手には、大量バーディのご褒美を。V争いのプレッシャーがかかる最終日のバック9で、ますますスコアが伸びていくような、そんな試合展開を、ファンのみなさんにもお楽しみいただければ、と思っております。

 すでに海外ツアーで、腕試し済みの選手もいれば、国内でトレーニングに専念し『まさにこれが、2002年の第1戦』という選手もいます。
 また、今年、晴れてツアーメンバーの資格を手に入れ、仲間入りを果たした新人選手や、シード復活など、さまざまな事情を持つ選手たちが、さまざまな思いを胸に、新シーズンの第1打を放ちます。
 片山選手、谷口選手に代表される若手、尾崎選手、倉本選手に代表されるベテラン、中堅選手たちが入り乱れ、ここ祁答院で、今年1年を占う、大事な初戦を迎えるのです。
 この様子は、テレビでも全国中継されます。
 ファンのみなさまには、会場でその生の姿を、お茶の間でブラウン管を通して、しっかりと目に焼き付け、ジャパンゴルフツアーのこの1年を、占っていただければ、と思います」