Tournament article

アジアパシフィックオープンゴルフ選手権競技 キリンオープン 2001

アジア太平洋地域NO,1の座をめぐって・・・大会の歴史と成り立ち

昨年出場のインドのアムリ・シン選手は、お国柄、ターバン姿で登場した。各国選手の文化が垣間見られるのもこの大会ならでは。
1952年に、読売プロゴルフ選手権として誕生したこの大会は、読売国際オープン、総武国際オープン、ダンロップ国際オープン、ダンロップオープン、キリンオープンと、時代とともに名称を変えながら、世界に通用するプレーヤーを数多く生んできた。

そして昨年、主催の日本ゴルフ協会と、アジア太平洋ゴルフ協会(APGC)(※注)が、キリンビール株式会社を特別協賛に迎えて、「アジアパシフィックオープンゴルフ選手権競技キリンオープンゴルフ」とさらに名称新たに開催された。

今年も、アジア太平洋ゴルフ協会に加盟する各協会を代表するアマチュア、プロフェッショナルたちに加え、日本・オーストラリアを舞台に活躍する選手たちが、会場の茨城ゴルフ倶楽部・東コースに集結し、アジア太平洋地域のNO.1プレーヤーの座をめぐり熱戦を繰り広げる。

(※注)アジア太平洋ゴルフ協会(APGC)
1963年、フィリピンで開催された、アジアアマチュアゴルフチーム選手権の会場で発足した。発足時の加盟国は、日本、台湾、フィリピンの3協会で、その後、徐々に規模を拡大し、現在25の協会が加盟する。
中でも日本ゴルフ協会は、アジア太平洋ゴルフ協会の理事国として「ノムラカップ(アジア太平洋アマチュアチーム選手権)」、「ボナラックカップ(アジア太平洋ゴルフ協会/ヨーロッパゴルフ協会対抗戦)」をサポートしてい。
昨年から、その日本ゴルフ協会と、アジア太平洋ゴルフ協会共催で開かれているこの『アジアパシフィックオープンゴルフ選手権競技キリンオープンゴルフ』は、アジア太平洋地域のNO.1を決める大会と位置付け、同地域のゴルフ発展と普及に力を注いでいる。