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カシオワールドオープン 2001

▼ シード入りに賭ける選手たち「ラーメン大好き!!」

今週、いぶすき初登場、“エルニーニョ”ガルシア

 もともと、日本食の好物は、「シャブシャブ、テンプラ(笑顔)」だった。
 だが、先週のW杯からの日本滞在で、好きなものがまた増えた。
 この日のプロアマ戦、ハーフターンで立ち寄ったのは、ハウス内のレストランではなく、前日火曜日に引き続き、練習場横のギャラリープラザ。
 ガルシアが、迷わず注文したのは、とんこつラーメンだ。
 満面の笑みで、ラーメンをすする表情は、21歳の若者そのもの。

 そうしているうちに、後半のスタート時間予定時刻が過ぎてしまい、10番ティに慌てて駆けつけたガルシアは、お待たせしたアマチュアのみなさんに、丁寧に頭を下げて「スイマセ〜ン!!」日本語の上達ぶりも披露して、笑わせた。

 「日本語は、ほかにアリガトウとか、覚えたけど、なんせ、勉強する時間がないものでね・・・(笑)。食事は、故郷の料理もいいけれど、今週は、スペインとはまた違う食生活をおおいに楽しんでいます」

 この日初ラウンドのいぶすきゴルフクラブについては、
 「グリーンは硬くてスピードがあるし、ラフに入れたら、かなりやっかいなことになる。一番のキーポイントは、やはり、フェアウェーキープになるだろうね」と読む。
 18番パー5では、残り208ヤードを3番アイアンで2オンさせて、イーグルを奪うなど、好調さも伺わせた。

 ジュニア時代の活躍ぶりから、デビュー当時は、“エルニーニョ”の異名を取った。
 その攻撃ゴルフで、今週、ガルシアがいぶすきで大暴れの予感だ。