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タマノイ酢よみうりオープン 2001

「1ヶ月分、入った感じ」首位の福澤義光

 激しい雨が降りつけた午前スタートでマークした、8バーディ、ノーボギーの64は自己ベストの記録なら、ツアーでの単独首位も自身初。
 これに一番びっくりしたのは福沢本人で、「さすがに、最後の3ホールくらいは、ショットがばたばたになっちゃいました」と照れ笑いだ。
 この日の快進撃を支えたのは、ここ1ヶ月間、「まったく入らなかった」というパッティングの復調。
 先週の金曜日、3年前から指導を仰ぐ井上徹・プロコーチに受けたアドバイスが決め手となった。
 若干、ハンドダウンがきつくなっていたアドレスを、「上からつり気味にグリップするようにしたら、左サイドにストロークしやすくなって」これまでの不安が解消。
 もともと、「得意分野だった」というパッティングに自信を取り戻し、「びっくりするくらい良く入った。1ヶ月分、入った感じ(笑)。久々に自分らしいゴルフでした」と、笑顔で話した。