単独２位のクリスチャン・ぺーニャ

　５番で７メートルのバーディパットを沈め、佐藤を捕らえると、５番では７メートルのパーパットを決めてピンチも切りぬけた。
　７番の佐藤のボギーで、一時はトップに立ったペーニャ。

　しかし、佐藤に10、11番で連続バーディを決められ、再び、追いかける立場に。

　その終盤。ペーニャは17番の第３打目をひっかけて、ボールはグリーン横の深いラフに沈んだ。
　そこから４メートルに寄せたが入らずボギー。再逆転は難しい展開となった。

　２打差で迎えた18番（＝写真）は、ピン左５メートルのバーディチャンス。慎重にラインを読んで、トライしたぺーニャだったが、ボールは無情にもカップを通りすぎた。

　「すごい悔しい！！
　前半、スコアの出入りがあって、ノビ（佐藤）もスコアを落として、お互い、我慢状態。
　でも、後半にノビがバーディを取り出したときは、『さすが！』と思ったよ。
　ノビはグレートプレーヤーさ！！
　今週は彼が勝つに値したんだ。今、日本で１番
　僕は、17番のボギーが痛い。それと、18番のバーディパット。絶対入れるつもりで打ったんだ。せめてプレーオフに持ちこみたかった…。
　今日はこの２つのチャンスをモノにできなかったのが悔しい。

　でも、今週は非常にパターがよかったし、単独２位で、里帰りのお金も作れた（笑）。
　この分だと、来年のシードも取れそうだ。

　ノビとは、今日も楽しく会話しながらプレーができたよ。彼は今、日本で１番のプレーヤーさ！！」

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