トーナメント開催コースでは数少ない高麗芝が特徴。

　会場の芥屋ゴルフ倶楽部は、ながらかなアンジュレーションが生かされたシーサイドコースだ。コースを礒の松が囲み、玄海灘からの強風が勝負のカギを握る。
　また、春は川奈（５月フジサンケイクラシック）、秋は袖ヶ浦（１０月ブリヂストンオープン）そして夏はここ、芥屋ゴルフ倶楽部といわれるように、トーナメント開催コースでは数少ない『高麗芝』であることも大きな特徴だ。
　高麗グリーンは芝目がきつく、ラインが非常に読みづらい。自信を持って打ったパットが、カップの淵でクルリとまったく逆方向に進路を変えることも珍しくなく、苦手意識をあらわにする選手も多い。