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ダンロップフェニックス 1999

7番ウッドが活躍、初日4アンダーの藤田寛之

10番、475ヤードの距離の長いパー4。この日、コース別難易度の第2位にランクインした難関ホールの第2打で、ピンまで208ヤードを残した藤田が握ったのは、7番ウッドだった。
 「ブリヂストンオープンのときに片山さんに『これいいよ』と教わって、使いはじめたんです。ボクの身長だと、3番アイアンで球をあげようとするとミスしやすいし、グリーンで止まらない。でも7ウッドなら無理せず球があがってくれるし、ミスも少ないんです。最近は、コースの状況や天候、風の状態によって3番アイアンと使いわけます」(藤田)。

 7番ウッドで打った10番、セカンドはピン奥8メートルに2オン。これを沈めて、バーディだ。 6バーディ、2ボギーの4アンダーは2位タイだ。

 好スタートを切って藤田は、「きょうはついてましたね」とサラリと言った。 「ティショットで右ばっかり行くけど、ギリギリ打てるところに残っていたり、ひっかけた!というのがピンについたり、ミスパットがカップインしたり、なんかやたらと運がよかったんです」

 今大会は、2日目から成績順に組み合わされる(ツアー競技は、ほとんどが3日目から成績順となる)。藤田は、マシュー・ゴーギンと横尾要と、堂々の最終組スタート(11時42分)だ。

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