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住友VISA太平洋マスターズ 1999

宮瀬とのプレーオフに敗れたダーレン・クラーク

 プレーオフ2ホール目の第2打は、ピンまで残り240ヤード。クラークは3番ウッドで果敢にピンを狙ったが、球は無情にも右の池にはまりこんだ。池の淵までわずか数十センチ。

 クラブは池の中、スタンスは池の淵、と不安定な姿勢でのウォーターショットは、池の淵がジャマになって、脱出できただけ。

 結局ボギーに終わり、宮瀬に勝利を譲った。

「第2打は、2ヤードほど右にプッシュアウトして池に入れてしまった…あと15センチ、左だったらよかったのにね」と言って茶目っ気たっぷりに笑ったクラーク。来週のダンロップフェニックスにも出場する。

 「今週は、これだけ優勝に近いところにいながら、あと1歩で勝てなかったことがものすごく残念。でも来週こそは…がんばるよ!」。

 次週の宮崎では、このクラークも台風の目となりそうだ。