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東海クラシック 1999

「時差ぼけかな…」スチュワート・シンク

この日の16番ホールでボギーを打つまでは、今大会ノーボギーできていたシンク。「7番ホールあたりから、ティショットがブレ出したんだ。時差ぼけで、足に疲れが来てるみたいだった」。それでも4つスコアを伸ばして通算12アンダー。最終日は1打差で首位の片山を追う。

「今回、初めてボギーを打った16番(190ヤードのパー3)は練習ラウンドのときから難しいと思っていたホールなんですが、左ガケ下には落したくない、とティショットをグリーン手前のバンカーに入れてしまって。そこから、『ピン奥にいったら状況がもっと悪くなるな』と考えると、打ちきれなくてピンをショートしてしまいました。

 続いて、17番でもティショットをラフに入れてボギーとしたんですが、まあこれはしょうがないです。結果的にそういうことが起きてしまったんだ、という感じですね。

 時差ぼけかな、と感じる疲れが今日はあって、特に足に疲れがきていたようです。そのせいで、体がぶれたような感じになりました。

 それで、プレー後すぐに練習場にいって、足がぶれないよう下半身をどっしりさせて構え、踏みしめるようにスタンスするようにしたら、だいぶよくなりました。明日は、大丈夫だと思いますよ。

 このコースでは、ティショットを確実にフェアウェーに乗せていけられれば勝算はあると思う。優勝スコアは、17アンダーくらいとにらんでいます。もちろん、ゴルフは何が起こるかわかりませんけどね。

 ここまできたら、あとは行くだけ。たくさんパットを入れて、相手にプレッシャーをかけていければいいな。勝利を意識してやりたいと思います」

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