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日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯 1999

「今年のニドムクラシックコース」田村宗一・大会競技委員長

 「今年の北海道はご承知のとおり、度重なる異常気象で芝は相当のダメージを受けました。オーバーシード(種まき)など、コースのスタッフの方々の必死の復旧作業で、なんとか回復させることができましたが、やはり、まだ、ところどころ成長しきっていない部分があります。
 ラフは、最終的に100ミリ程度に仕上げる予定でしたが、きょうまでで(プロアマ日・水曜日)まだ70ミリ。芝は1日約10ミリ伸びますので、3回戦の土曜日には、100ミリ前後の理想の長さに成長するのではないかと思っています。

 今年の日本マッチプレーの目標は、高難易度のコース設定より、中難易度の設定で、白熱したマッチ戦をお客さまに見せようということ。ですから、各ホールの難易度に合わせた適度な広さのあるフェアウェー幅に、100ミリ前後のラフ。加えて柔らかめのグリーンに仕上げ、ティショットでフェアウェーをキープできれば比較的、バーディが出やすいようセッティングしています。逆にティショットでラフにいれてしまうと、相当やっかいです。今週は、好ショットとミスショットで、相当に差の出る、メリハリの効いた戦いが期待できると思います。

 マッチプレーはゴルフゲームの原点。いつものストロークプレーとは一味違った面白さを、存分に満喫してください」  

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