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アイフルカップ 1999

ケガと病気と苦闘の桑原将一

 昨年9月の日本オープン2日目に、左手親指痛で棄権して以来、左手首けんしょう炎、首痛、開幕戦の東建コーポレーションでは虫垂炎。それが直ったと思ったら、先週のヨネックス広島オープンでは、憩室炎という腸の病気で、棄権。その後1週間は入院を余儀なくされた。
 とにかくケガと病気に悩まされ続けている桑原将一が、首位に2打差の4位タイにつけている。
 8番、530ヤードのロングホールでは、残り235ヤードの第2打を、2番アイアンで4 メートルにつけイーグルとするなど、1イーグル、4バーディ、2ボギーの69。
 「きょうは、アプローチがうまく寄せられた。パーセーブもうまくいったし、まあ、こんなもんですかね」。
 昨年の9月から今年のつるやオープンで復帰するまで、ろくにクラブも握れない状態だった。だが、「焦っても仕方ない。よい休養と思って、毎日を満喫して過ごしていた」と、
 気楽にケガの回復を待った。今季は10試合に出場して、よみうりオープンの24位が最高。近頃は、3日目まで上位に顔を見せることも多くなり、「徐々に調子はあがりつつある」と、好感触を掴んでいる。
 もっとも、今も腸の調子は回復していない。
 「鈍痛は続いている。近々、検査を受ける予定」。
 不安を抱えながらの上位進出に、底力を感じさせる。

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