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住地ゴルフチャレンジトーナメント 2025

沖縄育ちの新城ディラン唯人がベストスコアマークで一気に優勝戦戦に

この日のベストスコアタイとなる8アンダー64をマークして一気に首位と2打差の5位タイに駆け上がってきた新城ディラン唯人は今週の試合が今季初戦。昨年初めて挑戦したクオリファイングトーナメントはサードで敗退したため、今季の出場試合は限られている。そんな中で挑んだ今大会の予選会を見事突破して本戦出場を果たした。

 

父親がアメリカ人で母親が日本人のハーフ。英語は日常会話程度とのこと。高校まで沖縄で過ごし、大学は東北福祉大へ進んだ。

持ち味はティショットで、曲がらないドライバーを武器にしている。

「今日はパットが決まってくれました。どちらかと言えばティショットが曲がらないほうなので得意なんですけど、今週はそこまでゴルフの調子がいいというわけではなく。ただ、ティショットを打って自分が得意としている距離が残ってくれているかなと」。


出だしの10番、11番で長めのバーディパットが入り、幸先よくスタート。その後中断になり、いい流れが途絶えそうだったが、それでも焦らずに着実にスコアを積み重ねていった。

今週はいわゆるツアーデビュー戦ということになるが、好スコアにも至って冷静。淡々と自身のプレーを振り返る落ち着きぶりを明日のプレーに反映させることができれば逆転優勝の可能性は十分にある。