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ファイナルQT千葉夷隅ゴルフクラブ 2025

東北福祉の湯原光が意地を見せる3位フィニッシュ

3日目を終えた段階でトップの中野麟太朗とは10打差。

「追いかける気がなくなりますよね」と呆れ気味に話していた湯原光(ゆはら・ひかる)だが、

最終日は強風の中で粘り強くスコアを伸ばし、3アンダー69でラウンド。通算11アンダーで堂々の3位に入った。

 

「想像以上の成績です。今週は4日間でオーバーパーを打つことなく終われたのは自信になりました。来年は前半戦が出られると思うので、そこでいい成績が出せるように頑張りたいと思います」

 

湯原の持ち味は飛距離よりも正確性。

どちらかと言えば耐えるゴルフが得意だと話す通り、この日は攻め過ぎず、守り過ぎずの絶妙なバランス感覚で順位を上げていった。


愛知県出身の湯原にとって、シーズン早々の『東建ホームメイトカップ』は小さい頃から見てきたトーメントだけに思い入れが強いとのこと。

まずは、そこに向けて充実したオフシーズンをおくりたいところだ。