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ディライトワークスJGTOファイナル 2025
やっと訪れた優勝のチャンス。内山遥人が初めての最終組で初優勝を狙う
内山遥人が4アンダー66でラウンド。久々に持ち味の飛距離を生かしたゴルフがハマった。
前日初日は1イーグル、4バーディ、1ボギーの5アンダー65でラウンド。通算9アンダーとして首位とは1打差の2位タイにつけた。
「ティショットはまずまずでそんなに良いわけではないんです。ただ、セカンドの距離感を割と合わせることができているので、ここまできたらチャンスはあると思うので優勝を狙いたいと思います」。
今シーズンはレギュラーツアーを中心に参戦し、開幕戦の『東建ホームメイトカップ』でいきなり優勝争いを演じている。勝つことはできなかったが、初めて内山を見たギャラリーはその飛距離に魅了されたに違いない。
ただ、その後は飛距離を武器にアドバンテージを得るはずが、なかなか思うようなスコアを出せなかった。予選は突破できても優勝争いには程遠いという感じ。そんな戦いぶりを振り返ったとき、やはり内山自身がいいゴルフができたと感じる時はボギーの数が圧倒的に少ないと言う。
「上位にいっている試合だったり、良いスコアで上がれていたりする時はボギーが少ないので、コースの難易度によって変わるとは思いますが、そこをしっかり見極めてボギーの数を考えながらプレーしなければならないなと思っています」。
今週は2日間でボギーが3つ。攻めるしかない立場を考えると上手くセーブできていると捉えて良いだろう。明日は自身初めての最終日最終組。緊張感の中でどこまで自分の持ち味である攻めのゴルフができるかどうか。そこが鍵になりそうだ。














