Tournament article

ディライトワークスJGTOファイナル 2025

赤キャップがトレードマークの青山晃大が会心のゴルフで単独首位

今シーズン、ACNツアーは今週が4戦目。青山晃大が7バーディ、ノーボギーの63でラウンドし、単独首位スタートを切った。

 

「今日はチャンスについたバーディはしっかり決めることができたんですけど、厳しいパーパットもあって、それを決め切れたのが良かったです」。

青山はディライトワークスゴルフツアー(DWGT)を勝ち抜いて今週の出場資格を得ている。いわば最後に訪れたチャンスをものにするために気合い十分だ。

昨年はサードQT落ちでランキングは225位。今シーズンは出場できる試合が限られており、厳しいシーズンを送っているが、『i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘』で5位タイに入るなど、出場した試合で結果は残せている。

青山曰く、やはり試合に出られない時間が長く続くとモチベーションを保つのが難しいと言う。今週のように試合が決まると、そこに向けて頑張ろうという気持ちも芽生えてくる。ゴルフは孤独との戦いとよく言われるが、試合に出られず、ひたすら練習をする時間はまさに孤独を感じるときなのかもしれない。

 

「今週はもちろん勝つことも目標ですが、来週から始まるセカンドQTへの調整というか調子をしっかり上げておきたいという気持ちもあります。ただ、せっかくいいスタートを切れたので明日以降も頑張りたいと思います」。

 

いわゆる裏シードと呼ばれるポイントランキング20位以内に入るには現状はほぼ優勝するしかない状況。厳しいことに変わりはないが、それでも予選会からいい流れでゴルフができているだけに、明日以降も期待が高まる。

 

関連記事