Tournament article

太平洋クラブチャレンジトーナメント 2025

心機一転!1からゴルフを見直した関将太の再出発

最終ホールの1メートル強のバーディパットを決めて3位に食い込みたかった関将太だったが、惜しくも決めきれず。

それでもこの日はノーボギーの5アンダー67でラウンド。通算12アンダーで5位タイに入り次戦に繋いだ。

 

関は山形県出身の27歳。東北福祉大出身で2019年にツアープレーヤーに転向している。2021年、22年とACNツアーを中心に試合に出場していたが、そこからステップアップすることができずにこの2年は低迷していた。

出場機会がほとんど無い中で、それをきっかけに自分のゴルフを見直すことに。昨年から小斉平優和やACNツアーの今季3戦目の『JPCチャレンジin FUKUI』を制した三島泰哉らを指導している奥村竜也コーチに師事し、ゴルフを1から学んだ。

「全然ゴルフのことがわかっていなかったですね。正しいことを知らなかった。クラブのパスだったり、数値的なことだったり。奥村さんに教えてもらうようになり、それがよくわかりました。多分、奥村さんにゴルフを習わなかったらゴルフを辞めていたかもしれません」。

 

さらに関はメンタルトレーニングを取り入れるようになってかなり変わったと話している。自分のパフォーマンスをどのように引き出すか、引き上げるかということにフューチャーしたトレーニングで、昨年のセカンドQTから取り入れている。それからメンタルはかなり安定し、成績もで始めたとのこと。

今回の順位でACNツアーの次戦の出場は確定させたが、その前に今年の茨城県オープン優勝の資格で出場できる『BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ』への出場も決まっている。

良い流れで挑む今季の国内メジャー初戦で、今のゴルフを思う存分試してもらいたい。