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〜全英への道〜ミズノオープン 2025
阿久津未来也が4差圧勝の初V&初全英きっぷ
阿久津未来也(あくつ・みきや)がプロ10年目の初優勝を圧勝で飾り、メジャー初切符となる「全英オープン」の出場権を手にした。
1差の単独首位から出た最終日も大風が吹いたが、3番のパー3で約3メートルを沈めてバーディ先行。
左ラフから奥のラフを歩いた次の4番でボギーを打つなど出入りはあったが、9番で長いバーディトライを沈めて4打リードでハーフターンした。
10番でパーオンに失敗し、ボギーを打ったが、12番ではかなり残したパーパットを堪えた。
河本力(かわもと・りき)が2打差で迫った15番から今度は2ホール続けてきわどいパーセーブを決めると、17番で3メートルのチャンスも沈めて2位と4差の圧勝。
今季5戦中4戦目の初Vリストに名前を乗せた。
昨年8月の「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」では2差の単独首位で最終日を出ながら3差で逆転負け。
それでも、当時自己ベストの2位で労いと慰めの水シャワーを受けたが、今度こそ初Vで盛大に祝福された。

本大会上位3人に「全英オープン(7月17日ー20日、ロイヤルポートラッシュ)」の出場権が付与され、阿久津のほか、4差2位の宋永漢(ソン・ヨンハン)が2年連続3度目、また河本力(かわもと・りき)が初権利を獲得。
これで、日本勢&JGTO選手は、すでに資格を取得していた松山英樹(21年マスターズ優勝)と金谷拓実(フェデレーションランキングトップ5)と、星野陸也(24年欧州・DPワールドツアーポイントランク25位内)のほか、昨年の日本オープン優勝の今平周吾らに加えて、現時点で7人が切符を得た。










