ナショナルチームの一員でもある隅内雅人さんが実力通りのゴルフを展開した。首位と２打差の２アンダー10位タイからスタートし、この日は４バーディ、１ボギーの３アンダー69でラウンド。通算５アンダーの３位タイにつけた。

少ないチャンスをしっかりものにできたのは、普段から心がけている自身のスタイルを貫けたからだ。

「昨日、今日とピンポジションが厳しく、グリーンも固くてタフだったんですけど、なかなかバーディチャンスにつけられない中で、それを決めきれていたので、そこが良かったかなと思います」。

今週の目標として掲げている優勝を狙える位置でむかえる明日の最終日。隅内さんが普段から意識していることは崩れないことだ。要はボギーを打たないことだが、まずは崩れないことを前提に、訪れたチャンスをものにする。自身が大切にしているスタイルと貫き通すことができたとき、優勝の２文字が現実のものとなるかもしれない。