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太平洋クラブチャレンジトーナメント 2023

上がり4ホールで3バーディ!52歳・宮瀬博文が2位タイから逆転Vを狙う

「明日は変なベテラン感を出さずにやりますよ!」

52歳、シニアツアーが主戦場の宮瀬博文にとって、ある意味でプレッシャーが無いことが追い風になっている。この日は4バーディ、1ボギーの68と言う内容。スタートホールで幸先よくバーディを奪ったあとは、ひたすらパーを積み重ねて、終盤の15番、16番と連続バーディ。17番でこの日初めてのボギーを叩くものの、最終18番でもバーディを奪取。最高の締めくくりで2位タイにつけた。

 

「今週はパッティングがいいんですけど、珍しく7、8メートルがよく入ってくれていますね。それも江南コースのコンディションが本当にいいおかげだと思います。グリーンでボールが変によれないので、スッとヘッドを出すとラインに乗ってくれる感じなんです。外れてもストレスが無いというか、それでいいリズムでゴルフができているんだと思います」。

 

今大会に優勝すれば『BMW 日本ツアー選手権 森ビルカップ』への出場権を得ることができる。主戦場はシニアツアーだが、レギュラーツアーへの出場意欲は今も変わらずあると宮瀬。若い選手と接することで、初心に戻るとまではいかなくとも、大きな刺激を受けていることは確かだ。

明日の最終日は最終組でのラウンドとなる。同組の吉本翔雄は22歳、生源寺龍憲は25歳と親子ほどの年齢差があるが、そんな闘いが見られるのもゴルフの醍醐味だ。果たして宮瀬の逆転はあるのか、明日の最終日に注目したい。