Tournament article

LANDIC CHALLENGE 10  2023

師匠・藤田寛之直伝のマネージメントで首位と3打差につけた黒木紀至の驚きの事実

トップとは3打差の6アンダー8位タイにちょっと気になる男がいる。2日間続けて69をマークした黒木紀至だ。

 

黒木は2年ほど前から藤田寛之に師事し、スイング改造に取り組み、持ち球をフェードにして徐々に結果を出し始めている。ただ、もう一歩優勝争いに入り込めないゴルフが続いていた。その足りない部分を今週は補ている。

 

今年は藤田寛之もスケジュール次第でABEMAツアーに参戦しているため、今週のように共に参戦する際は行動を共にしているとのこと。そんな今週の火曜日の食事の際に、黒木から藤田に投げられた質問がコースマネージメントに関することだった。

 

実は黒木はこれまで一切コースマネージメントをしてこなかったというのだ。正直、そんなプロゴルファーはあまり聞いたことがない。

「本当にしてこなかったんです。ピンだけを狙うゴルフでした。届かなければ入らないという考えでゴルフをしてきました」。

それには藤田も流石に驚いたようで、コースマネージメントを指南したとのこと。藤田はいわば守りのゴルフで、守り勝つスタイル。これまで黒木がやってきた攻めのゴルフとは対照的なものだが、故に黒木には最も必要な要素だったと言える。

 

「2日間、本当に頭を使いました。疲れますね」と笑いながら話す黒木だが、手応えも感じている。難しい芥屋ゴルフ倶楽部で2日間通して、今までできなかったゴルフが展開できている。トップとは3打差があるものの、これまでマネージメントしてこなかった男がマネージメントをし始めたらどうなるのか。興味深いところだ。師匠の前で最高の結果を残すべく、明日の最終日に挑む。