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LANDIC CHALLENGE 10  2023

優勝すれば最高の雪辱!今野大喜が思い出?の芥屋で好スタート

今野大喜が1イーグル、4バーディ、1ボギーの67でラウンド。首位と1打差の2位タイにつけた。

昨年、股関節痛の影響で思うようなゴルフができずに、今季も出場できる試合は限られている。ただ、今の曰くこの時期にこうやってゴルフができていること自体が信じられないと話す。

「(今日は)欲を言えばというところはありますが、今日は初日なんでよしというか、その分リカバリーでナイスセーブもあったので±ゼロかなと思います。安全にやりながら獲るところを獲れた感じですね。さかのぼれば一昨年末の腰痛の時からなんです。色々治療をしたながらも良くならなくて精密検査を受けたらかなり悪い状態で。手術も必要なほどで、痺れもあったんですが、その状態から考えるとこの時期にこうやってできているのは、それだけで十分というのが本音です」。

 

原因は腰と股関節にあったようで、普通に生活することも苦しい状態だったとのことだが、ただ、その怪我によって自身のスイングや体のこと、トレーニングの仕方など様々な気づきがあったと言う。今はまだ我慢のときと話す今のだが、芥屋ゴルフ倶楽部と言えば、アマチュア時代に日本アマでトップに立ちながら、悪天候の影響で不成立になった苦い思いでもある。ただ、芥屋に対してはむしろ得意イメージを持っているだけに、今回の好スタートは雪辱を晴らす絶好の機会と言える。

 

また、今野と同じく5アンダーの2位タイにつけている中里光之介も腰に爆弾を抱えている。この日も腰から足にかけて痛みがあったようだが、その中で危なげないゴルフを展開した。

「今日は大叩きすることはないかなと思っていたんです。振れないので、曲がらないゴルフしかできないので、その点で今日はピンチが1回くらいで、ほとんど危なげなくいラウンドでした」。

怪我の功名での好スタートだと本人も言うように、怪我をしていることで目一杯のスイングができないことが良い方向へと働いた。腰痛に関しては以前から持っているようで、ある意味で慣れているとのことだが、それも明日はどのような状態になっているかはわからない。そんな不安要素はあるものの表情は明るいのは、それなりに内容のあるゴルフができたからだ。

今季は推薦など試合が限られているだけに、今回のようなチャンスをものにしたいところだ。