福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に6月7日（水）〜9日（金）の3日間の日程で『LANDIC CHALLENGE10』が行われる。

今年は第10回の記念大会。注目はABEMAツアーで今季ここまで2勝をあげている鈴木晃祐だ。年間3勝でレギュラーツアーへの出場権を得られるだけに、次の１勝は大きな意味を持つ。

「（３勝目は）できればしたいですが、３勝目が特別という意識は持っていないです。一つの試合としてのぞんで、いつもと変わらず普通にやれればと。結果的に優勝することができればいいかなという感じです」。

鈴木は目標の一つとしてレギュラーツアーで活躍することを掲げているが、『関西オープンゴルフ選手権競技』で3位タイ、『〜全英への道〜ミズノオープン』で7位、さらに先週の『BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ』でも15位タイと、レギュラーツアーで十分通用する実力を証明している。ただ、その要因にABEMAツアーの２勝で得た経験と自信があると言う。

「優勝できたことで自信がちょっとはついたのかなと思っています。優勝する前と比べると自分がいる位置が前よりも上になって、それで目標も上に立てられているのかなと思います。ツアーに出ても、優勝する前はトップ10に入れればという感じだったのが、今はさらに上の目標も明確に設定できるようになっています」。

芥屋ゴルフ倶楽部は2018年の日本アマ以来２度目。攻略の鍵はやはりグリーンにあると踏んでいる。日本アマで出場した際もグリーンに苦労した思い出があるようで、芥屋の高麗を攻略することができれば、今季3勝目が見えてくる。今季は安定して結果を残しているだけに、今週も優勝争いに絡んでくることは濃厚だ。